姓名判断とは、氏名を使った占いのことです。芸能人の芸名を占うといった場面は、テレビなどおなじみですよね。この姓名判断は、最近赤ちゃんや子供の名前を付けるのにもよく使われます。
株式会社ブライト・ウェイさんが行ったアンケート調査では、「名前をつける時に参考にしたいのは？」という質問に対して、「字画・姓名判断」と答えた人が４０．３％で１位という結果が出ています。その次には、名付けの単行本や育児雑誌という結果が３８．１％と続いています。
また、興味深いのは、「姓名判断を利用するなら？」という質問に対して、無料なら見てもらうと答えた人は５７．７％でもちろん１位なのですが、個々人が許容する金額の差はあるものの約４割の人が有料でも見てもらいたいと答えていることです。皆さんの本気っぷりがよく分かるデータです。
一口に姓名判断と言っても、いくつかのタイプがあるのをご存知でしょうか？最もポピュラーなものは、字画から判断するタイプの姓名判断。このサイトでもこのタイプを基本としてご説明しています。それ以外には、字画の陰陽配列から判断、字画と他の占いの結果を合わせて判断、音の相性で判断といったものがあります。
占いなんて・・・と思う人は姓名判断を参考にするのは止めておきましょう。姓名判断は、一部で「統計学」として紹介されているところもありますが、実のところ本当に統計的なデータがあるわけではありません。武将など歴史上の著名人を引き合いに出して当たっているとしていますが、では全員のデータを集計したのか、と言うともちろんながらそういうことは不可能です。
また、先ほど紹介した姓名判断のタイプによって、同じ名前でも違う姓名判断が成り立つことは珍しくありません。統計学なら常に同じ結果が出るはずですから、このことも姓名判断があくまで占いであるということを裏付けているわけです。占い以外にも、名付けの方法はいくつもあります。占いが嫌いだ、と言う人はぜひ異なる方法をオススメします。
